民俗芸能大会
全国民俗芸能大会の開催
この大会は、大正14(1925)年10月に財団法人日本青年館の建物が竣工し、開館を記念して催された『郷土舞踊と民謡の会』に由来します。当時、柳田国男、高野辰之、小寺融吉などの民俗学者、識者の協力を得て、全国の郷土芸能や民謡を選びホールの舞台で紹介をしました。郷土芸能を学術的に位置づけ、舞台で紹介したことは日本の芸能史においてはじめてのことで画期的なことでした。以来、昭和11(1936)年まで当財団の記念事業として毎年開催されてきましたが、その翌年から昭和21(1946)年までの間、戦争によって中断されました。
戦後は、昭和22(1947)年に早くも青年たちが戦後復興を祈念して「郷土芸能大会」を開催しますが継続はできず、昭和25(1950)年に文部省芸術祭の主催公演として開催された「第1回全国郷土芸能大会」が今日に続く民俗芸能大会の出発点となります。第2回からは日本青年館が主催に加わり、その後、国の補助事業に転換し、財団法人日本青年館主催となり、昭和53(1974)年からは全国民俗芸能保存振興市町村連盟との共催事業として今日に至っています。
第71回全国民俗芸能大会
今大会では、獅子頭を用いた芸能を4団体に披露していただきます。
18:00からの普及公演「獅子舞の魅力~播磨の毛獅子と富山のむかで獅子」では、本公演では見られなかった演目に加え、演者の皆様にも獅子の演じ方、継承に関わる工夫や想いもお話いただきます。
本公演に引き続きご覧いただくことも、普及公演のみをご観覧いただくことも可能です。
秋の夜長、全国各地に伝わる民俗芸能をご堪能ください。
期 日 2024年11月23日(土・祝)
時 間 開 場 12:00
本公演 13:00~17:00
普及公演 18:00~20:00
会 場 日本青年館ホール
出演団体 ・高屋敷神楽保存会(岩手県一戸町)
出演団体 ・高屋敷神楽保存会(岩手県一戸町)
・箱根宮城野獅子舞保存会(神奈川県箱根町)
・江尻青年団(富山県高岡市)
・宇原獅子舞保存会(兵庫県宍粟市)
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